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進展あり

高台移転は完了、次は“戻ったあとの街”

最終更新 2025 イラスト(AI生成)
進展あり最終更新 2025次の注目旧市街地の空き区画の活用率、移転先の人口定着、伝承施設の活用

東日本大震災の復興で、住まいを安全な高台へ移す「高台移転」と災害公営住宅の整備はほぼ完了。一方、移転後に空いた旧市街地の区画の活用が次の課題に。ハードの復興から、人が戻り街がにぎわう「中身」の再生へと段階が移っている。

問題津波被災地で、住まいの安全確保と、移転後に空いた旧市街地の使い道をどう両立するか
対策高台移転(防災集団移転)・土地区画整理・災害公営住宅の整備でハードを再建し、空き区画は商業・公園・伝承施設へ
いま宮城県は復興計画(10年)を完了し、災害公営住宅15,823戸・防災集団移転195地区・区画整理35地区が完成。空き区画の活用とにぎわいづくりが次の課題

1これまでの経緯

  1. 2011.03発生: 東日本大震災。津波で沿岸部の市街地が壊滅的被害
  2. 2011〜2021年経過: 高台移転・区画整理・災害公営住宅の整備が進む。宮城県は10年計画を完了
  3. 2025年現在: ハードの復興はほぼ完了。移転後に空いた旧市街地の区画活用と、人口減のなかでのにぎわい再生が課題として残る

2いま行われている対策

  • 高台移転・災害公営住宅:住まいを安全な高台へ移し、災害公営住宅を整備 → 津波リスクから命を守る住まいを確保
  • 空き区画の活用:かさ上げした旧市街地に商業施設・公園・震災伝承施設を整備 → 空いた土地を地域の機能に
  • 伝承と防災:防潮堤の改良復旧と合わせ、震災の記憶を伝える施設を整備 → 次の災害への備えと教訓の継承

他の地域でやるには: 住まいの安全確保と移転後の土地活用の一体計画、人口減を見込んだ規模設定、にぎわいづくりの担い手確保。

3この先

分かれ目は、立派に整えたハードに、人とにぎわいという「中身」を戻せるか。

対策が縮むと
空き区画が埋まらず、移転後の街が広いだけで活気を欠いたまま残る
うまく続けば
高台の安全な住まいと、活用された旧市街地がそろい、安心して暮らせる街として再生する
次の注目
旧市街地の空き区画の活用率、移転先の人口定着、伝承施設の活用

背景を知る

  • 内閣府防災「特集 東日本大震災から10年」 https://www.bousai.go.jp/kohou/kouhoubousai/r03/101/special_02.html

出典

  • みやこ震災アーカイブ(東北大)「改良復旧された防潮堤と高台移転のまちづくり」 https://miyako-archive.irides.tohoku.ac.jp/tatakai/higashinihondaishinsai/3/
  • 日本経済新聞「東日本大震災 住民は高台移転、旧市街に空き地 災害復興の難しさ」 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE149G20U3A210C2000000/
  • 復興庁「復興の現状と取組」 https://www.reconstruction.go.jp/topics/cat-11/cat-22/cat-252/20131029113414/
この問題は、まだ途中です。
不安だけでなく、希望も。アトサキは「次に何が続いたか」を追いかけます。

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