テーマ過疎地域の交通問題
いま、何が起きているか
地方の足は、「赤字ローカル線をどう残すか」と「鉄道のない場所をどう支えるか」の両面で揺れている。利用の少ない路線は、存続・廃止・上下分離で道が分かれ、廃止後はバスやデマンド交通が引き継ぐ。一方で自動運転・ライドシェア・ドローン配送など、新しい技術が「最後のひと区間」を埋め始めている。
鉄道では、只見線や近江鉄道が上下分離で残った一方、芸備線や大糸線は存廃を議論中、根室本線や留萌本線はバスへ転換した。鉄道のない場所では、自動運転バス、ライドシェア、AIデマンド交通、ドローン配送などが、新しい足になりつつある。
1全国統計(ドライバー統計)
| 指標 |
値 |
出典 |
| 過疎地の路線バス赤字率 |
約7割 |
総務省・国交省資料 |
| 4年間で消滅した集落 |
164集落 |
日本経済新聞(総務省調査) |
| 消滅可能性のある集落 |
3,622 |
総務省調査 |
2追跡中の個別問題
3効果が出ている解決パターン
- 自動運転バス — 上士幌町:実証→定期運行→3路線(約1年半で定期運行化)
- 共助型ライドシェア — 多気町:住民同士の送迎実証(2025.03)
- 日本版ライドシェア — 2024.03 制度創設。タクシー事業者管理の下で一般ドライバー活用が可能に
4このテーマのアトサキ
- このままだと → 2050年: 地方の人口減少が進み、移動手段のない高齢者がさらに増える見通し(社人研 地域別将来推計人口に基づく)
- 解決が進むと → 2050年: 自動運転・デマンド交通が小さな町の標準インフラになり、免許がなくても暮らせる地域へ(上士幌町等の事例の延長)
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