医師の数は増えても、都市に偏り地方や特定の科が足りない「偏在」が地域医療の根っこにある。2024年の働き方改革で医師の長時間労働に上限がつき、地方への医師派遣はさらに細りかねない。そこで国は偏在の是正に動き、現場では「医療を患者のそばへ」運ぶ仕組みが、アクセスの穴を埋め始めている。
根にあるのは医師の偏在で、国は2026年度から経済的なメリハリで是正に動く。これを難しくするのが、働き方改革による地方への派遣の細りだ。受け皿として、近い病院を集約する地域医療構想が進む一方、動く診療所やオンライン診療が、「患者が病院へ」ではなく「医療が患者のそばへ」という発想でアクセスの穴を埋めつつある。
| 指標 | 値 | 出典 |
|---|---|---|
| 医師の地域偏在 | 都市部に集中し、地方で不足 | 厚生労働省 医師偏在指標 |
| 無医地区 | 全国で数百地区が残る | 厚生労働省 無医地区等調査 |
| オンライン診療対応 | 対応する医療機関は増加傾向 | 厚生労働省 |