長野県軽井沢町でNPO法人ピッキオが2004年に導入した「ベアドッグ」(クマ対策犬)は、匂いでクマを察知し吠えて森の奥へ追い払う。クマは学習能力が高く、追い払いを繰り返すと「いてはいけない場所」を覚える。1999年頃に年100件以上あったゴミ集積所の被害は2009年に0件へ。人の活動エリアでの人身被害は2010年以降ゼロが続き、2025年時点で14年連続を達成した。殺さずに人とクマのすみ分けを実現する、共存型対策の代表例。